ニキビ跡の種類

ニキビが出来たあとに残るニキビ跡には、いくつかの種類があります。
皮膚の下から皮脂が吹き出し、毛穴で詰まって炎症を起こしてしまうニキビが、スッキリとは消えずに皮膚の組織を壊してしまい、そこに変化を起こしてしまうのがニキビ跡です。
イヤな言い方ですが、ニキビが皮膚組織を壊してしまう、その壊し方の違いによって、ニキビ跡の種類は違ってきます。
そして、種類が違うものに対して、それぞれの跡を治す方法が存在しています。詳しくは『皮膚科へGO』の記事で述べていくことになると思いますが、ここではまず、ニキビ跡の基本的な種類について列挙していきましょう。

大きく分けて、ニキビには、皮膚組織の形を変えて跡を残すか、色を変えて跡を残すかの違いがあります。
形を変えて跡が残ったとき、それは隕石の衝突跡に例えて「クレーター」と呼ばれる状態になります。まるで何かがぶつかった衝撃でヘコんでしまったかのように、肌がデコボコになってしまうというのがクレーターです。
クレータータイプのニキビ跡は、治っては発生し、治っては発生したニキビを何度も誤った方法で潰したり、剥がしたりすることで起こるものです。
このタイプの跡を消して治すには、ヘコんでしまった部分を修復する必要があります。デコボコになってしまったものを、平らにならすための治療方法が、とられることになります。

上に書いたように、ニキビ跡には形を変えてしまうもの、色を変えてしまうものがあります。後者の場合、跡が残った部分の皮膚は肌色から赤、あるいは茶色に変わってしまいます。
赤から茶へ。色は、このように推移していくのが普通です。赤くなってしまうのは、炎症がひとまず収まったもののその跡が残ってしまったから。しばらくすると消えるか、色素が沈着してさらに濃い茶色に変化していくことになります。
赤い炎症跡が消えてしまったあとも、まだ赤みが残っているという場合には、それは皮膚組織が弱く薄くなり、身体の中が透けて見えている状態になっていることを意味しています。
その赤は色素の赤ではなく、毛細血管や筋肉の赤なのです。
色が変化するこれらのニキビ跡を治すのには、色を消すか、皮膚組織を強く再生させるかという治療が有効となります。

いずれにせよ、これらの跡は日々のスキンケアで消すのは難しいもので、皮膚科や美容皮膚科のお世話になる必要があります。